Bluetoothオーディオは工夫次第で面白くなる!Eletoker BT-B9を使ってみた
※どこにもアフィリエイトリンクはありません つい最近ソニー製のBluetoothスピーカー SRS-XB23を購入しました。 最近の1万円台のスピーカーにはなんとAUX端子がありません! 有線で使うことは少なからずあるため、追加でBluetoothトランスミッターを購入する必要がありました。 Amazonで探して良さそうだなと思ったEletokerのトランスミッター BT-B9を紹介します。 安い 購入した当時は 3280円 でした。意外とお安く買えるようです。 全然日本語が怪しくない 実はこう見えて中華製です。中国深圳の会社が開発しています。 中華製というと、思いっきり中国語だったり、もしくは怪しい日本語でいろいろ書いてあるイメージがありますがこの製品は違います。 中に入っている紙もしっかりしています。どうしちゃったんでしょうか。 これは立派な無線機器のため、パッケージの裏には技適番号が書いてあります。調べてみましたがこの製品のものみたいです。良品なのは間違いありません。 本体はシンプル 本体には操作ボタン1つと、TX(送信)/RX(受信)切り替えのスイッチと、充電用のTypeCポートと入力/出力用の3.5mmジャックしかありません。 商品説明だとmicroUSBとなっていましたがマイナーチェンジしたようです。 電源ボタンを長押しすると電源が入ります。 同じく長押しで電源が切れます。 様々なコーデックに対応 この類の製品、安いのはSBCだけしか対応していない傾向がありますが、BT-B9は以下の対応となっています。 送信 SBC, aptX, aptX HD, aptX LL, aptX Adaptive 受信 SBC, AAC, aptX, aptX HD, aptX Adaptive(48kHzのみ) 実際に使ってみる 開封当初は保護機能が働いているらしく、一度充電する必要があるんだそうです。充電をすると電源が入るようになりました。 TXモード TXモードは、本体の3.5mmジャックから取り込んだ音声をBluetoothで送信するモードです。 電源を切った状態で本体のスイッチを「TX」にしてから電源を入れると送信モードになります。 ペアリングモードになると電源ボタンが点滅します。この状態で接続したいワイヤレスイヤホンなどをペアリングモードにすると数秒後に自動でペアリングが完了します。 ペアリングモードになっているデバイスを検索して自動で試行して、手間がかからないようになっているようです。 接続中は電源ボタンが一定周期で決まった回数点滅します。点滅する回数によって使用しているコーデックが分かります。 電源ボタンを3回押すとコーデックを切り替えられます。 電源ボタンを2回押すともう1台接続できます。 2台に同時に音声を送信することができます。メーカーやモデルによって差が出る可能性はありますがSRS-XB23とWF-C500では同タイミングで再生されました。 注意点として、BT-B9によってBluetooth接続したデバイスの音量が最大になることです。スピーカー、イヤホンの場合は要注意です。 スピーカーによっては「接続しました」というガイダンスが流れる時点で音量が最大になることがあります。 その後音量を変えることはできます。 RXモード RXモードは、接続したBluetooth機器の音声を受信して本体の3.5mmジャックに出力するモードです。 電源を切った状態で本体のスイッチを「RX」にしてから電源を入れると送信モードになります。 ペアリングモードになると電源ボタンが赤と青と相互に点滅します。この状態でスマホなどから「BT-B9」を見つけてペアリングして繋ぐことができます。 TXモードと同じく接続中は電源ボタンが一定周期で決まった回数点滅して何のコーデックかが分かります。 電源ボタンを3回押すとゲームモードとなり、Bluetoothにもかかわらず遅延が減りゲームができるレベルの遅延になります。どういう仕組みなのかは分かりません。 ゲームモードはSBC、AACなどにも効いていました。 操作音がデカい この製品は音量調節の仕組みがないため、操作音が爆音で鳴ります。 有線イヤホンを繋いだときには注意が必要です。 「Power On」「Connected」が最大音量でしゃべるし、ゲームモード切り替え時の音もピピッ!と突然鳴るので驚かないようにしてください。 バッテリーのもち 総務省の技適取得のために提出された検査画像を見ると3.7V 300mAhと書いてありました。 3DSはだいたい2000mAhなのでそれと比べるとはるかに少ないですが、これだけでも連続使用で20時間は保つとされています。...