OneUI 8からブートローダーアンロック機能 (BLU)が削除され、最新のGalaxyシリーズではなくてもOneUI 8に更新するだけで機能が塞がれるという衝撃の事実が判明しました。
日本だけでなく全世界でこの変更が適用されているようです。
すでにBLU済みの端末ではリロックが走って文鎮化寸前になり、とても危ない状況になります。
この記事では、BLUを維持するため OneUI 7のブートローダーを生かしつつOneUI 8に更新する方法 を日本語にしたものを書いていきます。
前提条件
- Bifrostの使い方を理解している
- Odinの使い方を理解している
- アーカイブの操作方法に慣れている
- Galaxyのファームウェア書き込みについて知識がある
- 7-Zip
BL ・・・ BL_〇〇.tar.md5 および 解凍後のフォルダ を指します。
AP ・・・ AP_〇〇.tar.md5 および 解凍後のフォルダ を指します。
CSC ・・・ CSC_〇〇.tar.md5 および 解凍後のフォルダ を指します。
HOME_CSC ・・・ HOME_CSC_〇〇.tar.md5 および 解凍後のフォルダ を指します。
Snapdragon機専用のマニュアルです。
この先の操作は自己責任で行ってください。
1. OneUI 7のファームウェアを用意する
この手順ではOneUI 7のブートローダーが必要になるので、OneUI 7だったときのファームウェア パッケージが必要になります。
今使っているモデルのOneUI 7の最後のバージョン番号を探して、Bifrostでダウンロードします。
ダウンロード後にzipファイルを展開します。
2. OneUI 8のファームウェアを用意する
肝心のOneUI 8のOSイメージが必要になるので、OneUI 8のファームウェア パッケージもダウンロードします。
OneUI 7のパッケージと混ぜないように注意してください。
これも同じくダウンロード後にzipファイルを展開します。
3. ブートローダーを差し替え
①OneUI 7の [ BL ] を展開
展開すると中に abl.elf.lz4 というファイルが入っています。これを使用します。
②OneUI 8の [ BL ] を展開
展開後、はじめから入っている abl.elf.lz4 をバックアップします。
OneUI 8のものだという風に分かればOKです。
その後、OneUI 7の abl.elf.lz4 を展開したフォルダの中に上書きコピーします。
③OneUI 8の [ AP ] を展開
展開できたら、OneUI 7のBLにあるvbmeta.img.lz4 を OneUI 8のAPにコピー します。 ※コピー先注意※
④OneUI 8の [ AP ]を再アーカイブ
パックする時は tar形式 無圧縮 で行います。
ファイル名の先頭に modified_ などと付けておくと区別しやすいかと思います。
この時フォルダごとアーカイブしないでください。フォルダ選択ではなくOneUI 8の AP の中にあるファイルを全選択してアーカイバーに投げると狙い通りにできます。
このあとMagiskでパッチを行いますが、No boot image detected と表示されたらアーカイブの中にフォルダができてしまっています。
アーカイブが完了したら、Magiskアプリが入っているスマホにコピーします。
⑤Magiskで改変したOneUI 8の [ AP ] にパッチを当てる
Magiskのファイルにパッチを当てる機能でパッチを当てます。
- All done! と表示されたら完了しています。
パッチ済みのOneUI 8の AP をパソコンに移動します。
⑥MagiskでパッチしたOneUI 8の [ AP ] を展開
MagiskでパッチしたOneUI 8のAPですが、またしても展開します。
展開した中から vbmeta.img を取り出し、BL に移動します。
BL に入っている vbmeta.img.lz4 は削除します。
⑦ [ AP ] と [ BL ] を再アーカイブ
これで差し替え作業は完了したので さきほど展開したMagiskパッチ済みの AP と BL をtar形式で再アーカイブします。
ファイル名の先頭に patched_ などと付けておくと区別しやすくなります。
間違ってMagiskパッチ前の AP を再アーカイブしないでください。
また、④のように、アーカイブの中にフォルダができないように気をつけてください。
私は patched_AP.tar と patched_BL.tar を作成しました。
4. Odin3で焼く
いよいよOdin3を使って端末に書き込みます。
【使用するファイル】
BL:patched_BL.tarAP:patched_AP.tarCP: OneUI 8のCPCSC: OneUI 8のHOME_CSC
※CSCに ただの CSC を設定すると端末のデータが吹っ飛びます。
①端末をDownload Modeで起動
電源を切ったあと、Vol Up + Vol Down を押しながらUSBケーブルでパソコンと接続します。
電源ボタンを押さなくても自動で青い画面が立ち上がってきます。
怖い画面が出てくるので、Vol Upキーを1回押してDownload Modeに入ります。
②Odin3で焼くファイルを選択して実行
BL、AP、CP、CSCのそれぞれのファイルを選択したら、「Start」をクリックして書き込みを開始します。
エラーなく書き込め、起動できることを確認したら成功です。
今後のOneUI 8アップデートの適用について
今後、OneUI 8のアップデートが来た場合も上記手順を踏まないといけなくなります。
また、この策はずっと使えるとは限らない可能性があります。
というのも、ブートローダーにはバージョンがあり、OneUIのバージョンをまたいでも同じバージョンである場合がありますが
まれにブートローダーのバージョンが上がることがあります。
ブートローダーのバージョンが上がると、その組み合わせで使えるOneUIのバージョンも制限されてしまうそうです。
OneUI 7のブートローダー + OneUI 8という使い方ができなくなる可能性があるということです。
その点に留意しながら運用しなければなりません。
参考記事
https://xdaforums.com/t/flash-one-ui-8-keeping-bootloader-unlock-root-not-wiping-data.4761732/
↑この記事を日本語化しました